自然は善でも悪でもない

問題は

人が善いか悪いかを考え

自然は善だ悪だ いや悪だと争い始めた時から出発した

自然は善でも悪でもない

自然は弱肉強食の世界でも 共在共栄の世界でもないのに

勝手に決めつけたのが間違いの根だった

人間はなにもしなくても楽しかったのに

何かすれば喜びを増すように思った

物に価値があるのではないのに物を必要とする条件を作っておいて

物に価値があるように錯覚した

すべては自然を離れた人間の智恵の一人ずもうだ

無知 無価値 無為の自然に還る以外に道はない

一切が空しいことを知れば一切が蘇る

これが田も耕さず 肥料もやらず 農薬を使わず 草もとらず しかも驚異的に稔った

この1株の稲が教えてくれるみどりの哲学なのだ

種をまいてわらをしく それだけで米はできた

それだけでこの世は変わる

みどりの人間革命はわら1本から可能なのだ

だれでも いますぐ やれることだから

 

(「わら1本の革命」福岡正信より抜粋)

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