ポルカドット

屋久島のユカタハタ
ユカタハタ Cephalopholis miniata / 一湊 -12m

縞模様、水玉模様、市松模様、唐草模様・・・
世の中には様々なデザインが存在するが、こうした定番と言われるものの多くは自然界にある文様(pattern)がその源になっている。
実際フィールドに出てみると、自然界にはいろいろな文様が見られる。
海の中はその宝庫で、そこはさながらデザイン博覧会だ。
美術館もなければ、有名な建築物も見ることができない屋久島のような離島では、海に潜りながら日々感性を磨く。
海の中には「水玉模様」をあしらった魚はとても多い。
ミナミハコフグやチョウチョウコショウダイなどイサキの仲間、そしてこのユカタハタもその代表格だ。
例を挙げたら切がない。
こうした斑点模様は食物連鎖の下位に位置する生き物だと目玉の位置を分からなくして幻惑させるための模様だとか言われたりするが、捕食魚であるユカタハタの場合はどうなのだろうか?
この「水玉模様」は英語ではポルカドット(Polka dot)という。
ポルカというのはチェコ語で”ポーランド風の”という意味らしい。
チェコの西部にあるボヘミア地方はポーランドと隣接しているため、チェコの人たちはボヘミア地方の文化・風俗を「ポルカ(ポーランド風)」と呼んだそうだ。
そのボヘミア地方で作られる染め物に水玉模様がよく使われ、これを「polka dot(ポーランド風の点々)」と呼んだのが最初らしい。

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