健康なウスサザナミサンゴを観る

今日は最初、破壊されたウスサザナミサンゴを見に行った。
昨日、生きたサンゴの上に乗っかっているサンゴ片を取り除いていて、この種類のサンゴは折れてもスグに周りの仲間に同化され、吸収されてしまう事に気づき、今日はそれをさらに確認すべく、健康なウスサザナミサンゴ群体をよ~く観察してみた。
usuu.jpgやはり予想通り同化は普通にあるようで、1つの群体に必ず10ヶ所以上のサンゴ破片の同化が見られた。
つまり、これはウスサザナミサンゴにとってごくごく普通のことらしい。。。
これだけ折れやすいサンゴなのだから、やはりそれなりの自己防衛策はあったのだ。
それにしても見事なシステムだ。。。ちょっと感心してしまった。
という事は昨日良かれと思ってやった生きたサンゴ上のサンゴ破片を取り除く作業は、あまり意味がなかったかもしれない。。。というよりはむしろ取り除かない方がよかったのかも。。。(-o-;
写真は折れて逆さの状態で倒れたサンゴ枝がそのまま周囲に同化されている状態。
この破片は引っ張っても、まったく外れる気配はなく、すでに硬く固着していた。
usuu2.jpg早期再生や修復、保護を考える前に、ちょっとウスサザナミサンゴそのものについて詳しく知りたくなり、しばらく、やつらの生活史や生態、再生の仕組みを観察しようと思った。
こんな事でもない限り、丁寧に観察することもないだろうから、よい機会かもしれない。
まずは最初に確認しておきたい事があった。
ウスサザナミサンゴと勝手に呼んでいるが、どうもコブシメが産卵しているウスサザナミサンゴとはつくりが微妙に違う感じがしたので、まずは種類を特定したかった。
図鑑を見るとウスサザナミサンゴは葉状部の縁辺に走る峰の部分よりも谷の部分の方が広く、近似のサザナミサンゴは谷の部分が狭く峰は密に並んでいるとの事。
この群体は-5Mの上部から-12Mの下部まですべて写真のようなサンゴで、谷の部分の方が広い事からウスサザナミサンゴかな。。。?と思ったが、峰の1本1本にイボイボが沢山あるのがちょっと図鑑と違う。。。
サザナミサンゴの仲間には未記載種もいくつかあるようなので、まったく別の種類の可能性もあるかもしれない。
いずれにしても屋久島でコブシメが産卵しているサザナミサンゴの仲間とは同種のようだ。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA